【今日の積ん読本】やってはいけないストレッチ
monkey01です。
本は好きだけど読む時間がない。いや、とういうよりもスマホでyoutubeを見る方が気軽だし、多くのコンテンツを吸収できるから、本に気持ちが向いていないのかもしれない。
本は増えてく一方で、全然頭にインプットされないものだから、おのずと部屋はチラッてしまう。
このままじゃいかん、読書の秋やけん、一つずつ読んでこっ、頑張らなあかんやん自分!!と気持ちを奮い立たせ、本を手に取った。
今日の本は「やってはいけないストレッチ」(坂詰真二著)
1.概要
準備運動や健康のためにやっているストレッチ、そのやり方、本当に大丈夫?やり方によっては逆に筋肉とか傷める危険性もあるぞ、とアドバイスをくれる一冊。なんといってもタダで、手軽にできる運動なので、正直知識がなくても、なんちゃってストレッチってできるが、それが逆に危ないそう。本書ではどうすれば効果的なストレッチができるかを明快に解説してくれる。
2.目次
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なぜ、ストレッチをしても効いた感じがしないのか?
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身体の硬さを嘆く前に、自分の体を知るのが先!
- あなたにストレッチが必要な9つの理由
- 最小努力で最大効果を得るストレッチの7大原則
- 老けない体をつくる基本ストレッチ12種目
3.印象に残った点
ストレッチを続けても良くならない・・・なぜ?
自分は昔から体が硬く、前屈で手が足に届くことが一度もなかった。このままではまずい、人生100年といわれる今、健康を維持するためにも柔軟性だと意気込み、最近はよく柔軟体操をしている。しかし1カ月たっても、ほとんど変化がない。身体を伸ばしているのに、なぜ変化がないのだろうか。
著者によると、「ストレッチをごく短時間しか行っていないこと」が大半の理由だそう。筋トレやスポーツには何時間もかける一方で、ストレッチには5分、10分程度しか割いていないと。
ストレッチ時間の目安は、『筋トレや有酸素運動、スポーツにかける時間のせめて2~3割は時間をかけて』すればいいようだ。1時間のランニングであれば、12~18分程度ストレッチすればいいということか。従来の感覚でいえば10分以上も何のストレッチをすればいいかわからないが、具体的なストレッチ方法については本書を参照してほしい。
最近疲れてるのも、ストレッチが解決してくれるかも
最近、特に激しい運動をしたわけじゃないのに、何もする気がおきない。疲れている。すぐ横になりたがる。睡眠時間も6時間と適度にとっているのに、なぜこうも疲れやすくなるのだろうか。これは加齢によるものだと思っていたが、本書を読むと、他にも原因があるかもしれない。
ストレッチのメリットの一つに、柔軟性がアップすると、疲れにくくなるそうだ。
ストレッチで直接心臓や肺が強くなるわけではありませんが、無駄なエネルギーを使わなくなる、つまり体の効率が良くなるのです。(p92)
筋肉が硬いと、身体を動かすたびに、反対側の筋肉が柔軟に伸縮せずに、抵抗するため、余計な力が必要になってしまう。逆に筋肉が柔らかければ、無駄な力を要することなく、より少ないエネルギーで身体を動かすことができるのだ。
また筋肉の抵抗以外にも理由がある。それは「静的疲労」の解消だ。昔は田植えや炊事など身体を動かした結果の疲労、動的疲労がたまりやすかった。しかし現代は逆に、座ったまま仕事をする人がおおく、エネルギーはあまり消費しないが筋肉が凝り固まり、疲労物質がたまる、静的疲労がたまりやすくなっている。
いずれもストレッチが有効だが、特に静的疲労には筋肉を動かし結構を良くするストレッチが効果的だ。特に強い疲労を感じる前に予防的に休養することが大事とのことだ。
4.まとめ
ストレッチは気軽にできるものだが、あまり知識がない状態で行うのは効果がないし、むしろケガをする危険性もある。本書では、ストレッチでやりがちなことだけど危ないことも紹介してくれる。巻末には写真付きの効果的なストレッチ方法が記載されているので、参考にして、疲労を解消させていきたい。