少しでも視野を広げるブログ

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売れに売れている「直感力」を今更ながら読んでみた

monkey01です。

 

自分の直感を信じて「これだ!!」と提案するものの、仕事・家庭において少しでも相手に反論されると「そうですね、ハイ。。。」などと言って結局相手の意見に同意してしまいます。自分の直感は正しいのか?鍛えられるのであればぜひ知りたいと思い、以下の本を買いました。

 

 

直感力 (PHP新書)

直感力 (PHP新書)

 

 

筆者によると直感とは、論理的思考が瞬時に行われるようなものだそうです。

そのためには数多くの論理的思考を経験する必要があり、量だけでなく日々の生活のうちに多様なことを経験することが重要とのことでした。

 

その点、自分は興味はあるけど手を出していないことが多いなと感じました。本ブログでも、やりたいことを幾つも挙げていますがまだできていないことも多いです。

自分のパターンを顧みると、まず興味をもったことについては①→②→③の順に進めている気がします。

①ネットで調べてそこからの情報で満足してしまう。

②関連本を読んで、知った気になる(もしくは積読になる)。

③実行・体験する。

 

こうして整理すると、①②で予習せずにいきなり③で経験した方がいいなと思いました。あえてネットで調べない、というのも行動力を身につける一手なのかもしれません。

 

本書で最も印象的だったのは、「あえて『考えない』時間を意識的につくることが大切だと思っている。それは、いわば頭の中に空白状態をつくることだ。」です。スマホ中毒な自分は、画面内の文章や映像を終始追いかけているからいつも疲れているんだろうなと。記憶力も悪くなっているのもずっと情報をインプットし続けているからだろうなと。集中力を高めるためには上記のように空白の時間をつくったり、ほかには「じっくりとひとつのことについて考えをめぐらせる習慣をつくること」があるようです。

いずれにしても、情報をインプットしすぎず、適度に空白を設けながら適材適所でじっくり思考を深めることが大事なんですね。まず自分はインプットのメイン媒体であるスマホから距離をとらなければいけないと感じた次第です。

 

一通り読みましたが、「分からないことこそ、やってみる」「インプット以上にアウトプット」「道のりを振り返らない」など、すでに多くの書籍で語られているポイントも多々あり、個人的に参考できる部分は正直少なかったです。とはいえ、そうしたポイントを羽生氏の経験を交えつつ語られているので、人によっては興味深く感じるかもしれませんね。