「仕事は楽しいかね?」と聞かれると戸惑う
monkey01です。
今日は、この本を読んでみました。
なんともグッとくるタイトルですよね。
正直、今の職場は楽しくないなと感じているのでなおさら本書で解決策が出てくるかなと期待して読んでみました。
本書は、空港である老人に出会い、彼から働き方、ひいては生き方について問答を通じて主人公へ諭していくストーリーです。
当初、私はただの自己啓発本なのかなと思っていたのですが、ベストセラー本の「嫌われる勇気」 と同じように、物語を通じた自己啓発といった形をとっています。
個人的に印象的だったのは以下の3つです。
1.挑戦し続けること。
僕はたった一つしか目標を持っていない。毎日毎日、違う自分になること。これは"試すこと"を続けなければならないということだ。そして試すこととは、あっちにぶつかりこっちにぶつかり、試行錯誤を繰り返しながら、それでもどうにかこうにか、手当たり次第に、あれこれやってみるということだ。
本書全体を通じて、特に重要とされているのがここです。とにかく試すこと。最終的に老人は試すことに喜びを見出すことを主人公(=読者)に期待しています。
2.ただの模倣をしないこと。
成功するというのはね、右に倣えをしないっていうことなんだ。
毎年同じような方法で仕事をするのではなく、老人の語るように革新を心掛けて、それこそ1で書いたように、新たな視点で挑戦し続けることが大事なんだなと。
3.120%の達成を目指すこと。
本当の達成というのは、あるべき状態より良くあることなんだ。ただ良いだけじゃなく、目を見張るようなものであること。
人々が期待する達成度より少しでも高いければ、その分評価は上がるのでは、と思いました。